医師と看護師

メニエール病になると症状として内耳からくる回転性のめまいや吐き気があります。
これらの症状が起きてしまう原因は内耳が内リンパ水腫になっているからです。
なぜ内リンパ水腫が起きてしまっているのかは原因不明なままです。
様々な要因が考えられていますが、有力なのはストレスだといわれています。
気候の変化、季節の変わり目、低気圧、前線の接近などによって発作が起こりやすくなります。
メニエール病が疑われる時にはいろいろある病院でも耳鼻科で検査を行います。
しかしめまいを起こす原因が他の病気の可能性もありますので、まずは脳神経外科、神経内科、内科などで診てもらうのが良いです。
また耳鼻科にはめまい外来がありますから、めまい外来がある病院で検査をしてもらうのがおすすめです。
めまい外来ではめまいについて専門で診察しているからです。
メニエール病は短期間で治ることはほとんどなく、たいていは長期間の治療が必要となります。
病院に通いつつ行う治療にはまず薬物療法があります。
めまいや吐き気を抑える薬、血行を良くする薬、ビタミン剤、利尿剤は治療でよく出されるものです。
利尿剤は内リンパ水腫の改善目的で出されます。
急性期ですとめまいに伴う吐き気がひどく、何も口にできる状態ではないことが多いです。
もし口にできる状態であれば抗ヒスタミン剤、安定剤が効果があります。
自分ではどうしてめまいや吐き気があるのかわからないまま倒れて病院へ運ばれてしまった時などはまず生理食塩水の点滴、抗ヒスタミン剤の注射がされます。
慢性期ですと、体内の余計な水分を出すために利尿剤が出されます。
聴力に問題がある時はビタミン剤も処方されることがあります。
そして薬では対応しきれないほど発作がひどい状態になるようであれば手術を行う必要が出てきます。
2種類ほど方法がありますが、よく行われるのは内リンパ水腫を起こしている嚢に穴を開けてたまっている水分を出してしまうという手術法です。
もう1つは前庭神経術といい、聴覚の神経を傷つけないで平衡感覚を司る前庭神経を切断するのです。
これによってめまいは改善されます。
他にも鼓室換気チューブ留置という方法があります。
鼓膜に極小さな穴をあける方法です。
とはいえ、メニエール病で手術を受ける必要がある人は10%ほどだといわれており、ほとんどの人は薬での治療で改善していきます。

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